■第8回町家で行う外国語活動研修会は、5月29日(日)に終了しました。
第8回町家で行うプロジェクト型外国語活動研修会は、梅雨の合間のお天気の日に行われ、25名の方々に参加していただきました。4回以上のリピーターの方々のみならず、参加者皆さんに、京都の町家を一軒お借りしての空間を感じ、京まちや平安宮の山中恵美子さんの毎回異なる町家や京都についての40分のお話、美味しい心のこもった10種類以上に及ぶ手作りの昼食(980円!)、山中さんが選ばれた極めつけの京都の和菓子に加えて、濃い内容のプロジェクト型外国語活動の研修会は、最高であるとおほめの言葉をアンケートよりいただきました。今回は、プロジェクトの基礎となるプログラムの部分で、フォニックスを自然と「感じ・体得する」活動を導入しました。新刊の『プロジェクト型外国語活動の展開』(高陵社書店)も皆さんに購入していただきました。
次回の第9回は、2011年11月27日(日)に実施いたします。ご都合で、今回参加できなかった方々は、是非、ご参加ください。
■ 第7回町家で行う外国語活動研修会 11月28日(日)は終了致しました。
第7回町家で行うプロジェクト型外国語活動研修会を晩秋の京都で11月28日(日)に、21名の参加者の方々と学習指導要領施行直前の外国語活動について、理論から実践まで時間のたつのを忘れて一日楽しく過ごすことができました。毎回内容を変えての山中さんの「町家についての講座」に始まり、高島の「小学校教員のためのミニ英語科教育法」、そして、東野さんの実践を通してのさまざまなプロジェクトを紹介後、実際にプロジェクトを体験して発表する研修に、2階建ての町家を広く使わせていただき、参加者のどなたも笑顔で積極的に参加くださいました。今回は、遠くは宮崎市から、また、M銀行員のご夫妻の参加をいただき、外国語活動にご興味のある方であれば、どなたでも参加していただけることをご理解いただきました。このご夫妻からのお礼状の中で、「高島先生のユーモア溢れるお話、また、東野先生のひとつひとつ丁寧にご指導くださる参加型の研修会で、他の参加者とご一緒に京都のお菓子をいただきながら、時間の経つのを忘れてしまいました。思い切って来て本当によかったです。」と触れておられました。
次回は、2011年5月29日(日)です。日程は確定しておりますので、この日は京都の町家でお会いできることを楽しみにいたしております。
◆ 第6回町家で行う外国語活動研修会を終了致しました。
第6回町家での外国語活動研修会もリピータ−や新しく参加くださった方々と楽しく1日を過ごすことができました。
6月13日(日)の午前10時から午後5時まで、お昼や茶菓をご一緒しながら、京まちや代表の山中さんの毎回異なる京都や町家についてのお話に続き、高島の「ミニ英語科教育法」で理論的な背景についてお話しました。今回は、最新の脳の研究成果と,2種類の文法知識についての話を盛り込み、タスク的な活動の重要性をお話しました。
残りの時間は、東野さんの授業の活動内容と実践を紹介しました。プロジェクトに使う表現の練習のためのゲームや歌の紹介をした後,ゲームに使うカード作りなども参加者に体験していただきました。また,参加者による発表なども行い、『英語ノート』の活用法とプロジェクトへの繋がりについてしっかりと確認しました。最後のアンケートでは、みなさんに100%満足して頂けたとのフィードバックをいただきました。また,学習指導要領完全実施直前にプロジェクトと『英語ノート』や評価についてもう少し詳しく知りたいとのご意見から、第7回は、11月28日(日)を予定しています。
◆ 2月20日(土)の午後1時30分より、「小学校における外国語活動と低・中学年における英語を扱う活動のあり方」についてのシンポジウムを東京外国語大学で開催しました。テーマに沿って、(1) 小学校で第1学年から4学年までの英語の扱いについて、(2) 第5・6学年における外国語活動のあり方について、(3) 小・中学校の連携について、文科省教科調査官の直山木綿子さん、小学校教諭の東野裕子さん、中学校教諭の奥村耕一さん、足立区教育委員会の西貝裕武さんを招いて、日本の小学校外国語活動の方向性が明らかにされました。パネリストの意見発表後、130名の参加者と共に約1時間に及び意見交換が行われました。この報告記が、『教職研修』(教育開発研究所発行)の8月号に掲載されます。時間をやりくりしてご参加くださった方々にお礼を申しあげます。
◆ 第2回 日・台英語教育研究会(於:東京外国語大学 AA研3階 大会議室)が平成21年12月13日(日)開催され、80名の定員一杯の方々と有意義な時間を過ごすことができました。人見 徹(東京外国語大学大学院博士課程)事務局長を中心として裏方でのご準備のお陰です。ありがとうございました。
研究会は「タスクがEFL 環境の英語教育の方向性を導くことができるか?(Can Tasks
Determine the Direction for English Education in EFL Contexts?)」というテーマで、日本や台湾などのEFL学習環境におけるタスクのあり方や方向性を考えるための実践発表が、日本側から3人(穂満史朗、大府市立石ヶ瀬小学校校長、奥村耕一、横浜市立旭中学校教諭と吉田健三、兵庫県立長田高等学校教諭)、台湾側から2名(章
菁、台北市立建安國民小學教諭と林 淑媛、台北市立興雅国民中學教諭)によってなされました。これを受けて、午後からは、ロッド・エリス教授(オークランド大学)、張 武昌教授(国立台湾師範大学)、平木 裕教科調査官(文部科学省)と島の4名によるシンポジウムへと内容が繋がり議論が展開されました。
日本側の発表担当の司会者、今井典子准教授(高知工業高等専門学校)、台湾側の発表担当司会者、杉浦理恵准教授(東海大学)、シンポジウムのコーディネーター、村上美保子准教授(星城大学)によるまとめや絶妙なる議事進行に熱心なフロアからの質問も加わり、午後4時にすべての予定を終了し、皆さんが笑顔で帰宅の途につかれました。多くの方々に満足していただけたことが、その後の多くの感謝のメール(たとえば、「あれだけの内容が本当に無料でよかったのですか?」(奈良の小学校教員)から伺えました。
第3回は、エリス教授からの提案にもありましたが、Task-Based Assessmentをテーマに行うことができればと考えています。しかし、それまでに、Task-Based
LTにせよ、Task-Supported LT にせよ、さらに実践を通して、児童・生徒のコミュニケーション能力の育成に必須なものは何かを考えていくことが必要であると思いました。
◇ 町家(於:京まちや
平安宮)で行う小学校外国語活動研修会(四季シリーズ)を終了いたしました。
「お陰様で、これまで5回の研修をリピーターの先生方を含め,延べ100名以上の先生方にご参加いただきました。「四季シリーズ」として、夏に2回、冬、春そして秋と、京都の町家をお借りしての研修会でした。暑さや寒さの四季を感じながら、京町家についての解説、日本の外国語活動とその評価のあり方、あるいは、やや専門的な第二言語習得研究から得られた知見の学習など、みなさまと京都のお菓子をいただきながら、和やかに実施して参りました。ご参加くださった方々に厚くお礼申し上げます。
「来年も是非!」とのご意見を皆様からいただいております。町家をお借りできるのであれば実施したいと考えております。夏休み期間中を予定しておりますが、確定いたしましたらご案内いたします。
■ 2008年11月29日(土)に、横浜市青葉区(於:アートフォーラムあざみ野)で外国語活動研修会を行いました。
■外国語活動・日本の英語教育の方向性に関する主な論考(平成25年9月現在)
◎ 『英語教育』(2013年8月、大修館書店)
◎ 『科学研究費補助金(平成21年〜24年度)研究成果報告書』(2013年7月) ◎ 『英語教育』(2011年11月号)
◎ 『英語教育』(連載、2010年4月〜9月)
◎ 『各教科等での見通し・振り返り』学習活動の充実』(掲載論考、2010年1月)
◎ 『教職研修』(人見、ほか: 2010年8月号)
◎ 『教職研修』(村上、ほか: 2010年4月〜7月号)
◎ 『千葉教育』(2009年6月号)
◎ 『英語教育』(連載、2009年4月〜9月、大修館書店)
◎ 『STEP英語情報』(2008年11/12月号)
◎ 『学力を育てる
"教師力" の向上』 (2005年11月)
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